「ジェリービーンズグループの株主優待って、何がもらえるの?」
「以前あった靴のプレゼント、もう終わったんじゃなかったっけ?」
2023年7月に一度廃止されていた現物プレゼント優待ですが、2025年7月末の権利から復活しています。
スニーカーやアイスセット、K-POPグッズなどが株数に応じてもらえる内容で、既存のポイント制優待と組み合わせると、株価に対してお得感を感じられる優待内容です。
この記事では、復活した無料プレゼント優待の詳細と、通年継続しているポイント制優待の内容を紹介。さらに、利回りのシミュレーションと株価の背景についても解説します。
ぜひ、投資判断の参考に役立ててみてください。
【株主優待の詳細】2本立てになった経緯とは?
ジェリービーンズグループ(3070)の株主優待は、2025年5月のIR発表を境に大きく変わりました。
2023年7月に廃止されていた無料プレゼントが、2025年7月末から復活しています。従来からのポイント制と新しいプレゼント制の2本立てとなっており、どちらも継続されます。
優待①:無料プレゼント(2025年7月末権利から復活)
対象商品は、361°ブランドのスニーカー、コスメ・アパレル商品、K-POP関連グッズ、提携エステの無料体験券、ゴールドスターアイスセットとなっています。
婦人靴ブランドを原点とする会社らしい内容に加えて、現在の新規事業(アイス・スポーツ・K-POP)の商品がそのまま優待品に反映されているのが特徴です。
毎年7月末が権利確定日で、年1回の優待です。保有株数に応じたプレゼント数は以下の通りです。

※注意点:200株以上が対象であり、100株(最低単元)では受け取れません。
優待②:ポイント制(年2回・継続中)
権利確定日は毎年1月末と7月末の年2回です。
株主専用サイト「JELLY BEANS Premium」で利用できる電子ポイントが付与されます(1ポイント=1円)。
ポイントは発行日から半年間有効で、利用は購入価格の50%を上限とします。
株数ごとの付与ポイントは以下の通りです。

ポイントは購入代金の半額まで使えるため、たとえば10,000ptがあれば20,000円分の商品を半額で購入できます。
完全無料でもらえるわけではなく、差額の自己負担が生じる点は注意しておきましょう。
【利回り試算】優待の総合的な価値は?
現在の株価を110円として試算します(2026年3月時点)。
プレゼント1点あたりの市場価値を参考値として3,000円~5,000円程度とした場合の概算です。

配当は無配が続いているため、総合利回りは優待のみの計算です。
ポイントの額面だけ見ると利回りは極めて高く映りますが、ポイントには50%の利用上限と6ヵ月の有効期限があるため、実際に使い切れるかどうかが重要です。
したがって、ジェリービーンズの商品ラインナップを確認してから投資判断するのがおすすめです。
ジェリービーンズの株価:10期ぶり黒字
優待の充実の背景にある企業の現状も整理しておきましょう。

参照:Trading View
2026年1月26日、同社は2026年1月期の連結経常損益を従来予想の赤字から1億8000万円の黒字へ上方修正し、黒字転換の見通しを発表しました。
好調の背景として、子会社Gold Starの3Dフルーツアイスが想定を上回る売れ行きとなったこと、婦人靴の実店舗撤退による固定費削減、スポーツ事業の立ち上がりが順調であったことが挙げられています。
その後、最終的な通期着地は下方修正されたものの、26年1月期の最終損益は2億5400万円の赤字(前期は5億1900万円の赤字)と赤字幅が大きく縮小しました。
また、4Qの連結最終損益は1700万円の黒字に浮上しており、売上営業損益率は前年同期の-85.2%から2.9%へと急改善しています。
さらに来期については、27年1月期は1億6400万円の黒字に回復する見通しが出ました。
長期的にはリスクを抱える構造
改善の兆しがある一方、同社グループは10期連続した親会社株主に帰属する当期純損失を計上している状況です。また、監査法人から「このままでは会社の存続が危ぶまれる」という趣旨の警告が出ている状態も続いています。
優待の復活は事業への自信の表れとも読み取れますが、黒字化が一時的なものでないかどうかは、今後の決算を追いながら見極めていく必要があります。

まとめ
2023年7月に一度廃止された現物プレゼント優待が、2025年7月末の権利から復活しました。
スニーカー・アイスセット・K-POPグッズなどが株数に応じてもらえる内容で、200株以上が対象です。従来からのポイント制優待(年2回・100株以上)も継続されており、現在は2本立ての構成になっています。
業績面では赤字幅の縮小と第4半期での黒字化が実現し、来期は黒字見通しが示されるなど、改善の兆しが出ています。一方で10期連続の最終赤字という長い歴史もあり、継続企業の前提に疑義が残るのも事実。
100円台の株価で2本立ての優待を提供しているという点では、個人投資家にとって注目しやすい銘柄です。
優待の中身と財務の両面を確認した上で、投資判断の参考にしてください。



