株主優待で飛行機のチケットが割引になると、旅行や出張の費用を節約できます。
また、株主優待の優待券は早割などの割引運賃と異なり、直前でも予約・変更・キャンセルが柔軟にできるというメリットもあります。
今回は、飛行機の搭乗割引が受けられる株主優待4銘柄をご紹介します。
いずれも国内航空会社の銘柄ですので、「日本の航空会社の銘柄が気になる」という方はあわせてチェックしてみましょう。
飛行機の旅行が割引になる株主優待銘柄4選
ANA
JAL(日本航空)
スターフライヤー
AIRDO、ソラシドエア(リージョナルプラスウイングス)※非上場
1.ANA
ANAホールディングスは、国内大手の航空会社です。傘下にはLCC「Peach」(Peach Aviation株式会社)などがあり、Peachが運航するANA便名のコードシェア便でも優待を利用できます。
株主優待は、毎年3月末日と9月末日現在の株主名簿に記録された100株以上の株主に対して贈呈されます。ANA国内全路線(コードシェア便含む)の片道1区間を、大人・小児ともに株主優待割引運賃で利用可能です。

なお、国際線では利用不可となっています。
2026年3月29日~2026年5月18日における、ANAの割引運賃(大人・小児)の割引率は以下の通りです。

※座席や路線、時期によっても異なりますので、気になる方は公式ホームページをご参照ください。
ANAグループの国内ツアー・海外ツアー割引、通信販売の一部商品を割引、空港内売店・免税店での買い物が10%割引、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンの対象ホテルでの宿泊が20%、飲食が10%割引になる優待サービスも受けられます。
株主優待番号ご案内書は株主以外の方も利用できるため、家族や友人へプレゼントすることも可能です。

2.JAL(日本航空)
日本航空(JAL)は、日本大手の航空会社として知られています。日本エアコミューター・日本トランスオーシャン航空・琉球エアーコミューターなどの航空会社を擁しています。
株主優待は、毎年3月末日と9月末日現在に100株以上を保有する株主に対して国内線の割引と旅行商品の割引を実施しています。割引券1枚で、JAL・日本エアコミューター・日本トランスオーシャン航空・琉球エアーコミューターの国内線全路線を対象に、フレックス運賃(普通席の場合はタイプB)1名分の片道1区間を50%割引で利用できます。なお、小児の場合はフレックス運賃の75%割引が適用されます。

長期保有特典として、3年(7基準日)連続して同一株主番号で保有している株主には、追加で以下の株主割引券が発行されます。

ANAと同様に、株主以外の方も利用が可能です。

3.スターフライヤー
スターフライヤーは、北九州空港を拠点とする航空会社で、国内線は羽田・関西・中部・福岡・仙台・北九州・山口宇部などを結ぶ路線を運航しています。国際線は北九州・中部と台北便を運航していましたが、需要動向などを踏まえ2026年秋まで運休予定です。
株主優待は、毎年3月末日および9月末日時点で100株以上を保有する株主に対して国内定期路線に使用できる株主優待券を発行しています。優待券1枚で、片道1区間搭乗時に大人普通運賃の50%割引(満3歳~11歳の方は小児運賃の50%割引)が受けられます。

※保有株式数100株につき半年に1回株主優待券3枚、保有株式数200,000株以上で株主優待券6,000枚(半年につき)が上限

AIRDO・ソラシドエア(リージョナルプラスウイングス)※非上場
AIRDOは北海道を拠点とし、羽田~新千歳を始め、道内各地や九州・沖縄方面も含む路線を運航しています。ソラシドエアは九州・沖縄を拠点とし、羽田~宮崎・鹿児島・熊本・長崎・大分・那覇などを結んでいます。
2022年10月に両社は共同持株会社「株式会社リージョナルプラスウイングス」を設立しました。なお、同社は2026年3月時点で非上場企業ですので、相対取引により株式を取得する必要があります。
株主優待はリージョナルプラスウイングスの株式を保有する株主に対して、毎年3月末日現在の株主を対象に、年1回進呈されます。

2025年度は、旅客サービスシステムの刷新に伴い有効期間が異なる優待番号ご案内書を2回に分けて配付しています。

出典:株式会社リージョナルプラスウイングス「株主優待について」
AIRDOとソラシドエアも非上場企業です。
ジェットスター・ジャパンに株主優待制度は無い
LCC大手のジェットスター・ジャパンは非上場企業ですので、株主優待制度はありません。
※上記は「優待銘柄」の紹介であり、購入を推奨するものではありません。企業や財務の分析は筆者個人の見解に基づくものであり、筆者が所属する組織・団体の公式見解ではありません。
本記事で紹介した株主優待の内容は、執筆時点での情報です。優待内容は企業の業績や方針により変更・廃止される可能性がありますので、投資の際は必ず各企業の公式ホームページで最新情報をご確認ください。
まとめ
飛行機の搭乗割引が受けられる株主優待は、旅行好きや出張の多い方に人気があります。
株主優待を選ぶ際は、自身がよく利用する路線や航空会社、投資スタイル、リスク許容度なども考慮することが重要です。投資をする際は、優待内容だけでなく、企業の業績や将来性、配当利回りなども総合的に判断しましょう。


