家族での外食やレジャーを少しでもお得に楽しみたいなら、株主優待に注目してみるのもおすすめです。今回は、子どもから大人まで人気の「マクドナルド」と「ラウンドワン」の株主優待を比較しながら、優待内容や配当、株価推移について分かりやすくご紹介します。
日本マクドナルドホールディングス(2702)
日本マクドナルドホールディングス(以下、マクドナルド)は、国内最大のハンバーガーチェーン「マクドナルド」を全国に約3000店舗展開する企業です。2026年度の売上高は約4000億円、営業利益は約550億円となる予想で、業績は増益傾向にあります。
株価上昇の理由は?
2026年5月時点の株価は約8000円です。2017年から2022年までの株価は約5000円前後をほぼ横ばいで推移していましたが、2023年頃から上昇し始め、2026年3月には約8400円の高値を付けました。
株価上昇の背景には、モバイルオーダーなどのデジタル強化とデリバリーやドライブスルーなどの効率化により利益率が改善したことで業績好調が続いていることが考えられます。
株主優待の内容と贈呈時期
マクドナルドの株主優待は、毎年6月末と12月末の権利確定日に、100株以上の株式を1年以上保有する株主に対して、保有株数に応じて贈呈されます。贈呈される株主優待の内容は、バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品引換券です。
6月末権利確定分の株主優待は、9月下旬頃に発送され、有効期限は翌年の3月末まで、12月末権利確定分の株主優待は、翌年3月下旬頃に発送され、有効期限は6月末までです。保有株数に応じて贈呈される株主優待の内容は、下記の一覧表をご確認ください。

株主優待のお得な使い方
株主優待の商品引換券は、デリバリーやモバイルオーダー、セルフオーダーキオスクでは利用できません。また、マックカフェのスムージーやバリスタ販売商品など、一部利用対象外の商品もあるため注意が必要です。
利用可能商品であれば、金額に関わらず引換券1枚につき商品1点と交換できます。例えば、ドリンクはSサイズではなくLサイズを選んだり、バーガーは単価が高くなる夜マックの商品と引き換えたりすることが、株主優待をよりお得に活用するコツです。
配当金は4期連続増配
2026年度の配当金は、12月末の期末配当にて、年間1株当たり64円となる予想です。この金額は、2022年度の39円、2023年度の42円、2024年度の49円、2025年度の56円から4期連続で増配となっています。
マクドナルドの利回り
1株8000円で100株購入した場合、投資金額は80万円です。配当金は6400円なので、配当利回りは約0.8%になります。また、株主優待をサムライマックとポテトLサイズ、ドリンクLサイズを2セットと交換した場合の相当額は2800円となり、優待利回りは約0.4%、配当と優待を合わせた利回りは約1.1%です。
ラウンドワン(4680)
ラウンドワンは、ボウリングやゲームセンター、カラオケ、スポッチャなどの屋内型複合レジャー施設を展開する企業です。2026年度の売上高は約2200億円、営業利益は約330億円となる予想で、業績はここ数年増収・増益が続いています。
業績好調でも株価下落の理由は?
2026年5月時点の株価は約850円です。2023年まで500円前後だった株価は、クレーンゲームの高収益化による業績好調の影響を受けて2024年頃から上昇し始め、2025年には約1500円を超える水準まで上昇しました。
しかし、2026年以降の株価はゆるやかな下落が続いています。増収・増益の予想でも株価が下落している背景には、物価高や為替の影響からコストが増加していることや、既存店の売上高がやや伸び悩んでいることへの懸念があると考えられます。
株主優待の内容と贈呈時期
ラウンドワンの株主優待は、毎年3月末、6月末、9月末、12月末の権利確定日に、100株以上の株式を保有する株主に対して、保有株数に応じて贈呈されます。贈呈される株主優待の内容は、500円割引券、会員入会優待券、ボウリング教室レッスン割引券です。
株主優待は、3月末権利確定分は6月下旬頃、6月末分は9月上旬頃、9月末分は12月上旬頃、12月末分は3月上旬頃の発送を予定しています。また、株主優待の有効期限は、それぞれ到着してから約半年間です。
保有株数に応じて贈呈される株主優待の内容は、下記の一覧表をご確認ください。

配当金は年4回
2026年度の配当金は、6月末の第一四半期配当で4.5円、9月末の第二四半期配当で4.5円、12月末の第三四半期配当で4.5円、3月末の第四四半期配当で4.5円の、年間1株当たり18円となる予想です。この金額は、昨年度と同じ金額を維持しており、これまで一度も減配していません。
ラウンドワンの利回り
1株850円で100株購入した場合、投資金額は8.5万円です。配当金は1800円なので、配当利回りは約2.1%になります。また、株主優待として、年間2000円相当の割引券が贈呈されるため、優待利回りは約2.4%、配当と優待を合わせた利回りは約4.5%です。
保有株数に応じた、配当と優待を合わせた利回りの一覧は、下記の表をご参考ください。

まとめ
マクドナルドは普段使いしやすいお食事優待が魅力で、食べ盛りのお子さんがいる家庭にぴったりの銘柄です。一方、ラウンドワンはレジャーをお得に楽しめる優待に加え、高い利回りにも期待できます。家族でよく利用するサービスに合わせて選べば、日々の楽しみを増やしながら株主優待投資を始めるきっかけにもなりそうです。




